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自分との対話


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自分の感情に振り回されるか

自分の感情を制御するか

もちろん、自分の嫌な感情に振り回されず、理性的な自分が感情を制御して、クールな自分で居られたら・・・。
誰でも、それが理想だろう。

どうすれば、感情に振り回されずに済むのか?

それにはまず、「自分」というモノの定義し直す。という事を提案したい。

精神的に健全な状態を目指す考え方であれば、

「自分で完全に思い通りになるもの以外は、自分ではない」

と定義した方が良さそうだ。

他人は思い通りにならないし、普段起こってくる出来事も思い通りに出来ない。

そして、自分の身体はどうだろう。

ケガをした時、「治れ!」と念じた次の瞬間、治す事など出来ない。

勝手になりたくもない病気にもなってしまう。これも単純な自分の意志だけでは治らない。

勿論世間一般の定義からすれば、「自分」に含まれるが、実は自分ではなく、親から授かってはいるが、自分がこの世で生きている間だけ、借りているだけの器。という考え方も出来るし、そう考えた方が、精神的には健全だ。

なら、人間の特徴とも言える豊かな喜怒哀楽、自分の感情。「これは自分」だろ。

そう考えてしまうのも、まだまだ甘い。

嬉しい。楽しい。これは問題ないし嫌いな人は居ないだろう(多分)

それよりも、勝手に湧き上がる、怒りや悲しみ、恐れ。負の感情。

自分でコントロールしてその感情を呼び起こしていますか?という事なのだ。

これも「自分では思い通りにならない」と言える。人間の脳は、おおざっぱに分類して、中心から

「爬虫類の脳」
「哺乳類の脳」
「人間の脳」

という3つ層になっている。
(私は脳科学者ではないので、細かくは誤った認識があると思うが、おおざっぱな話として軽く捉えて頂きたい。)

中心に行くほど、原始的な脳だ。

自分で考えたり、「治れ!」と念じる事が出来たり、「感情に振り回されたくない」と思っている部分のみが「自分」と言える。

それが出来るのは、せいぜい「人間の脳」くらいだ。

原始的な脳は、人間が生物として、今の状態が危険ではないか
「生きる」か「死ぬか」
に関係するのかの判断を瞬間的に行っている。

物理的に危ない状況に陥った時、人は反射的に回避行動や防御行動に出る。
「自分で考えるより早く」である。

こういった行動は、中心部分の爬虫類の脳が自動処理的に行っている。

そして、勝手に湧き上がる負の感情もこの脳の中心から出ている。

つまり、私の提案する定義から言えば「感情は自分ではない」のだ。

爬虫類の脳は「生きるか」「死ぬか」だけが重要であり、原始的であり、はっきり言ってしまうと「アホ」だ。

これは、天才だろうが、高名な人徳者だろうが、人間である以上、この部分は「アホ」なのだ。

物理的に差し迫った危険以外でも、日常と違う事があると「危ない」と判断する事があり、それが感情と言うアラームとして人間脳に伝わってくる。

そこで、「人間の脳」である「自分」がどういう反応を見せるか?という事なのだ。

爬虫類脳も完全に自分だと定義してしまっている人は、そのアラームを鵜呑みにし「危険だ!」と一緒に慌てるのである。

そうすると・・次に、もうちょっと危険レベルの低い事でさえ、爬虫類脳は「これも危ないんじゃないの!」と信号を送ってくる。

こういった脳の仕組みを意識しないまでも、普通は各々程よいバランスで爬虫類脳を制御している。

自分の感情に振り回されやすい。と言う人は、その感情は「ある意味自分ではない」と考え、もう一人の自分に「危険レベルを教育」しないといけないのだ。

確かに、負の感情が襲ってきた時には、辛いし、しんどい。感情に振り回されそうにもなる。

そこで人間脳であるあなたも、危険レベルを判断し「大した事ではない」と理解しているのなら、
「これはもうひとりの自分が過剰に反応しているな」
という判断も出来る。

「大した事だよ」と反論したあなた。
よく考えて欲しい。
それは、「負の感情それ自体が大した事」
になっていないか?

理性的に判断できたのなら

「これは大丈夫。ありがとう。」

と爬虫類脳に返答しないといけない。そうして、感情というアラームの感度を調整するのである。

生れてから死ぬまで、最も身近で常に寄り添い、危険を知らせてくれるもう一人の自分。

自分に「感謝」できない人間が情緒不安定になり精神的に病んでいくのは、ある意味当然なのかも知れない。

「自分との対話」

を、おろそかにしてはいけない。

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